「CRMを導入したいけれど、毎月の予算が厳しい」という方の中には、無料で利用できるCRMからスタートしようと考えている方もいるのではないでしょうか。
CRMには無料で利用できるものもあるため、使い勝手や機能面を確認してから有料版を契約することも可能です。
本記事では、無料で使えるCRMから7製品をご紹介。さらに有料版との違いや選ぶ際のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
CRMとは
CRMとは「Customer Relationship Management」の略称で、日本語では「顧客関係管理」と言います。
顧客との関係性を構築・深耕して「解約防止」「アップセル・クロスセル」「リピート購入」などのアクションにつなげて売上を拡大させるための戦略・手法を指しますが、最近ではCRMを実現するためのツール・システムもCRMと呼称されています。
CRMでは、顧客の基本情報や商談履歴、問い合わせ履歴、取引(購入)履歴などの情報を一元管理し、さらにメール配信や問い合わせ対応などの施策も実行可能です。
関連記事:CRMとは?導入メリット・機能や選び方とツールも紹介
無料・有料のCRMの違いや注意点
CRMには、無料で利用できるものと有料で利用できるものがあり、さらに無料プランと有料プランを提供しているCRMもあるため、自社の予算に合わせて選定できます。
ただし、費用面だけでなく機能やセキュリティ、容量などに違いがあり、自社の状況や目的も考慮して選定しなければ、期待していたような効果が得られない場合もあります。
そこで、まずは無料版と有料版のCRMの主な違いや注意点を見ていきましょう。
無料版CRMの特徴
【メリット】
無料版CRMの大きなメリットは、費用がかからない点です。
まずは使用感を試してみたい企業やスモールスタートしたい企業にとっては、魅力的なポイントとなるでしょう。
【デメリット】
無料版CRMは機能や容量などが制限されている場合も多い傾向があります。
たとえば「便利な機能が使えない」「利用できるユーザー数が少ない」「1日に配信できるメールの件数が限られている」といったことがあるため、企業によっては不満を感じるポイントになりかねません。
また、無料版ではサポートが付いていないことも多く、使い方がわからないときや、なかなか社内に定着しないときなども相談ができないため、導入しても失敗してしまうケースも見受けられます。
有料版CRMの特徴
【メリット】
有料版のCRMは、機能面や容量面などが無料版よりも充実しています。
豊富な機能を活用して、多くの人員でPDCAを回していけるため、ビジネスの加速に大いに役立つでしょう。
また、有料版ではサポート面も充実しており、メールやチャットでのサポートや導入支援、活用促進などさまざまな面で支援してくれるのも魅力です。
【デメリット】
デメリットとしては、料金がかかる点が挙げられます。
初期費用や月額料金、さらにオプションやカスタマイズでコストがかかる場合もあるため、事前に試算して費用対効果を明らかにしておく必要があるでしょう。
無料版CRMの3つの種類
「無料で使えるCRM」と一口に言っても、大きく3種類に分けられます。
- 期限がなく無料で利用できるCRM
- オープンソースCRM
- 無料トライアルがあるCRM
「期限がなく無料で利用できるCRM」は、ユーザー登録するとすぐに無料・無期限で利用できるCRMです。
多くの場合は「無料プラン」として提供されているため、機能面やサポート面などを充実させたくなったら有料版へ移行できるのもメリットと言えます。
「オープンソースCRM」は、CRMを構築するためのソースコードが無料で公開されているものです。
独自のカスタマイズを行うことで自社に最適化したCRMを構築できますが、開発のスキルや知識がないと構築が難しいでしょう。
また、セキュリティ面は自社で対応しなければならず、構築・運用にスキルと手間がかかる場合もあります。
「無料トライアルがあるCRM」は、有料プランの導入前に無料で数日~数週間利用できるCRMです。
無料で利用できる期間や機能はCRMにより異なりますが、導入前に使用感や機能面などを確認できるため、納得してから有料プランを契約できます。
無料で使えるおすすめCRM7選
それでは、無料で使えるCRMの中からおすすめの製品を7つ紹介していきます。この記事で紹介するCRMは以下の通りです。
無料版と無料トライアルの違いにご注意ください。なお、今回紹介するCRMでは、全て無料トライアルが可能です。
| 製品名 | 無料版 | コスト | 使いやすさ | 機能 | 推奨ターゲット |
|---|---|---|---|---|---|
| Mazrica Sales | ✕ | △ | ◎ | 〇 | 現場の「入力定着」を最優先したい企業 |
| kintone | ✕ | 〇 | 〇 | △ | 営業管理以外も自作してまとめたい企業 |
| Salesforce | 〇 | △ | △ | ◎ | 予算も人材も豊富な「本気のDX」向け |
| Zoho CRM | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ | 低コストで「フル機能」を揃えたい企業 |
| HubSpot | 〇 | △ | ◎ | ◎ | 「集客〜営業」をタダで始めたい企業 |
| Freshsales Suite | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 電話・メール中心の少人数チーム |
| monday.com | 〇 | 〇 | ◎ | △ | タスク管理の延長で「商談」も追いたい層 |
無料トライアルが可能なCRM
・Mazrica Sales

「Mazrica Sales」は、主に営業現場での使いやすさや機能面を追求した設計で、CRM導入の際の「使いにくい」「定着しない」を解決できるCRMです。
国産CRMのため日本のビジネスの商習慣にマッチする設計なのもポイントです。
無料トライアルでは、もっとも上の「Enterpriseプラン」の全機能を利用できます。
主な機能は、以下の通りです。
- 案件の進捗を一目で把握できる案件ボード機能
- 簡単な操作で分析できるレポーティング機能
- マーケティング機能やBI機能も包括
- 営業メンバーごとの分析ができるセールスメトリクス機能
- AIによる案件の受注確度予測とネクストアクションのレコメンド
- 多様な外部ツールとの連携により自動でデータ同期
これらの機能と手厚いサポート体制で、顧客対応や営業活動を促進できます。
【URL】https://product-senses.mazrica.com/
・kintone

サイボウズ社の「kintone」は、必要なアプリケーションを選択して自社独自のCRMを設計できるプラットフォームです。
もともと用意されているサンプルアプリから選ぶだけでなく、ExcelやCSVから取り込んだり、自分でカスタマイズして作成したりすることも可能。
スタンダードコースを30日間無料で利用できる無料トライアルも用意されています。
無料版もあるCRM
・Salesforce

Salesforce社の「Sales Cloud」は、世界トップクラスのシェアのCRM/SFAです。高価で多機能というイメージが強いですが、近年は入門パッケージである「Free Suite」が登場しています。
最大2ユーザーまで無料で利用できます。基本的なCRMの機能を備えていますが、上位プランに比べるとカスタマイズ機能などは制限されています。
「Sales Cloud」では、顧客のあらゆる情報の一元管理や、ワークフローの自動化による業務効率化、AIの洞察・予測など、豊富な機能を利用できます。
高機能のため使いこなすのに時間がかかると言われていますが、無料版を試してから導入を進められるのはメリットと言えるでしょう。
【URL】https://www.salesforce.com/jp/sales/
・Zoho CRM

「Zoho CRM」には無料トライアルが用意されており、15日間であれば無料で利用可能です。また、3ユーザーまでは無料版が利用できます。
シンプルで使いやすいインターフェースで、顧客管理や案件管理、マーケティング機能など機能が充実しています。
簡単な操作でカスタマイズできるため、自社のワークフローや商習慣に合わせた設計にできるのも特徴。
搭載されたAIの高度な予測やレコメンドにより、業務の効率化・自動化が実現します。
・HubSpot

「HubSpot」は世界135カ国で利用されている無料版CRMです。最大2ユーザーまで、無料で利用することができます。
HubSpotは、無料版でもかなり充実した機能があることが強みです。まず無料版から始めて、有料版に移行していくのに適しています。
最大1,000件のコンタクトを登録でき、Webチャットや日程調整機能などを使用することが可能です。
また、搭載されたAIがメールを生成する機能もあるため、キャンペーンメールや営業メールなどの作成・配信が効率化します。
同社提供の有料ツール「Marketing Hub」や「Sales Hub」などと連携することで、さらにビジネスに有益なツールとなるでしょう。
関連記事:HubSpotは使いづらい?CRMとしての評判・口コミ・料金を徹底解説
・Freshsales Suite

「Freshsales Suite」は、シンプルで直感的な操作が可能な海外製CRM/SFAです。最大3ユーザーまで無料で利用することが可能なので、小規模スタートアップなどの企業に最適です。
無料版では、顧客管理や商談の進捗状況をパイプラインで確認できます。また、スマホのモバイルアプリ・メールテンプレート・マーケティング返信追跡といった様々な機能を有しています。
「Freshsales Suite」にも無料トライアルが存在します。有料版の最上位プランが14日間使えるので、気になった方はそちらを試してみるのも良いでしょう。
【URL】https://www.freshworks.com/crm/sales
・monday.com

「monday.com」とは、カラフルで見やすいUIが特徴のCRM/SFAです。拡張性が高く、自由にカスタマイズできる点も魅力です。
最大2ユーザーまで無料版が利用可能で、個人・少人数向けです。情報を管理するボードを三つまで作成できることに加え、200以上のテンプレートを使用することができます。
【URL】https://monday.com/lang/ja
※本資料は各社製品ページの情報をもとに作成しています。なお、製品の実際と異なる場合においても、弊社では責任を負いかねます。
CRMの選び方
CRMの種類は多岐にわたるため、自社に最適な製品を選定しなければ活用できずに失敗する可能性があります。
ここではCRMを選ぶ際のポイントを紹介するので、参考にしてください。
関連記事:CRMの正しい選び方とは?導入前に確認すべき5つのポイント
導入目的を明確にする
まずは、なぜ自社でCRMを導入するのかという目的を明確にしましょう。
目的が明確でなければ、どのような機能やサポートなどが必要なのかわからず、自社に適さないCRMを選ぶことになりかねません。
たとえば「リピーターを増やすため」という目的であれば、顧客とのやり取りを管理したり、キャンペーンを実行したりできるCRMが良いでしょう。
また、「営業活動を効率化したい」という目的なら、営業進捗管理や商談管理といった機能が必要となります。
導入目的に沿って適切なCRMを選定できるよう、社内で導入目的をすり合わせて明確にしておきましょう。
必要な機能を洗い出す
目的が明確になったら、目的に即した必要機能を洗い出します。
どんな機能が必要なのか、どのような情報を管理したいのか、どのような分析がしたいのか、など社内のニーズとマッチする機能があるか確認しましょう。
また、名刺管理ツールやスケジュール管理ツールなど、社内ですでに導入しているツールがある場合には、既存ツールと連携できる機能もあるかどうかも重要です。
サポート体制があるか確認する
「設定が難しくて導入作業が進まない」「使い方がわからなくて活用しきれていない」など、CRMの導入・運用に関わる悩み事は少なくありません。
そうしたときに頼りになるのが、CRMベンダーのサポート体制です。
ベンダーによって「メールやチャットでのサポートのみ」や「毎月の定例ミーティング」などサポート体制が異なるため、内容を確認したうえで選定しましょう。
費用だけでなく運用コストを考慮する
CRMは初期費用や月額料金だけでなく、運用に関わるコストも必要です。
導入設計が難しかったり、機能を使いこなすのに時間がかかったりすると、結果として運用コストがかさんでしまうことにも。
CRMを選定する際には、目に見えているコストだけでなく、目に見えない運用面のコストも考慮し、コストパフォーマンスの良いものを選ぶようにしましょう。
▶︎▶︎CRMの導入ステップについてより詳しく知りたい方は、併せてこちらの記事もご覧ください。
まとめ
CRMは、顧客との関係性を強化してビジネスを加速するために必要なツールです。
無料で利用できるツールもありますが、無料版では機能や期間などが限られているため、満足のいく成果を得ることは難しい場合もあるでしょう。
ビジネスで成果を出したいなら、自社に最適な有料版CRMを賢く使いこなすのがおすすめです。
「Mazrica Sales」は無料トライアルで全機能を利用できるため、まずは使用感や機能面を確かめてから導入を決めていただけます。
無料トライアルで登録したデータはそのまま有料プランへと移行でき、面倒な作業も必要ありません。
まずは以下の資料からMazrica Salesの特徴をご確認いただき、ぜひ一度お問い合わせください。
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